一般社団法人SGS

高校生の「ジオ学習」にガイドさんを派遣しました。


今年度も「ジオガイド養成事業」を西予市様より業務委託を受けて実施いたします。

参照記事

その一環として「ジオ学習」へのガイドさん派遣を行っていくのですが、今年度は西予市内の高等学校でも「ジオ学習」が実施されるということなので、そちらにも派遣を行うことになりそうです。

先日(といっても、もう一月前になるのですが。。。)、愛媛県立宇和高等学校3年生の遠足に「ジオ学習」が取り入れられ、そちらに私も同行してきました。

実施日は 4月25日(火曜日)、生徒様は合計 94名様の参加となりました。

この取り組みに当たり、ジオパーク推進室ご担当者のご協力により、事前にガイドさんの現地研修や打ち合わせ等の準備を重ね、満を持して当日を迎えました。

参加者の方が多いので、当初より2班に分かれていて

1班:四国カルスト 大野ヶ原方面
2班:三滝渓谷・桂川渓谷

へそれぞれ向かいました。

私は2班への同行でした。この日はどんより曇った空模様で、雨降りも心配されたのですが、何とか雨に降られることなく出発しました。

最初の目的地は『三滝渓谷』

到着後3つのグループに分かれて、それぞれに2名のガイドがつくという体制で渓谷散策をスタート。

熱心に話を聞く生徒さんもいるのですが、どんどん遊歩道を進んでしまう生徒さんもいたりして、なかなかに行程管理が大変でした。

それでもなんと無事行程を終え、地元の方のご好意で『城川自然ロッジ』でお弁当を食べることに。

このタイミングで日差しが強くなったので、生徒さんたちにはラッキーなお申し出だったに違いありません。

昼食後集合写真を撮影し、次の目的地へ。

 

次の目的地は『桂川渓谷』

こちらで前後のガイドさんが入れ替わり、違う方の話を聞く機会を設ける、という工夫もいたしました。

こちらでも記念写真を撮影し、この日の行程は終了。

さすがに高校生にもなると、鋭い質問が飛んでくることもあり、ガイドさんも四苦八苦。

大人数での行程管理も必要となり、ガイドさんのOJTにも大いに役にたっていただきました。

 

さて、なぜここまで私がこの記事をアップすることをためらっていたのか。

それは、私が同行しなかった班との間に、やや不公平感を生じさせてしまい、こちらのことをことさらに「良かった」と紹介することが、正しいのか考えてしまったからです。

それでも記事にすることを決心したのは、このような活動を表に出すことはやはり意義のあることだと思いましたし、詳細な内容は控えますが、この日表面化した班ごとの「不公平感」をなくしていくためには、その日あった事実をしっかり書き残しておくことが必要だと思ったからです。

課題はまだまだ山積ですが、「ジオガイド」の活動をしっかりサポートしていきたいと思います。


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