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一般社団法人SGS

「自然保護」と「活用」のバランス。


このことをブログに書くべきか大変に迷いましたが、やはり自分の意見はしっかり述べておこうと思い記事を書いています。

12月のある日、こんな出来事がありました。

愛媛県西予市宇和町は、「コウノトリ」「ナベヅル」「マナヅル」の飛来地として、近年知られ始めています。

昨シーズンも、多くの写真愛好家の皆さんが、その華麗な姿を撮影しようと訪ねて来られていました。その中には、やはりマナーの悪い方もいらっしゃるらしく、地元の保護団体の方々とのトラブルもあったようです。

そんなトラブルに、私も巻き込まれそうになったんです。

ツルが田んぼの中にいるのを確認した私は、ツルがいる場所から一番近い市道(私道や農道ではないことを強調しておきます)の路側に車を停めて、「車を降りて」写真撮影を始めました。私のこの行動が、かの方たちには問題だったようです。

その時撮影した写真がこちら。あえて大きくアップいたしますが、250mmのレンズ最大望遠(APS-C機のカメラなので換算だと400mm)を使っていたにも関わらず、こんなに小さくしかツルは写っていません。

風上だったと記憶しておりますが、写っているツルたちにも警戒している様子はありません。つまり「十分な」距離は取れていたということになると思います。ところが、です…

撮影を始めてものの1分くらいで、黒い自動車が私のすぐ近くまで近寄ってきました。車のドライバーさんが開いたウインドウ越しにこう言ったのです。

「これ以上近づかないでください!」

「看板から中には入らないでください!」

丁寧なのですが、大変に強い口調でした。ビックリした私が絶句して立ちすくんでいると、さらに一言。

「聞こえていますか。車の中から撮影してください!」

驚きの命令口調に、いささか気分を害した私は、黙って発言者の様子を窺っていました。すると、

「とにかくこの看板から中に入らないでください!」

と言い残してその場を去りました。看板、看板と強調するので周りを見渡してみると、大変に趣味の悪い(失礼!)真っ赤な看板が、大げさではなくそれこそ無数に立てられていました。

一生懸命野鳥の保護活動をされることに、私は異を唱えるつもりはありませんし、ちゃんとマナーを守って撮影をすることも当然だと思います。しかし私はこの日、ちゃんと「マナー」は守っていたと確信しています。

私が主張したいのは、行き過ぎた偏った考え方での「保護活動」は、(例外はあると思いますが)マイナスの方が大きいような感じがします。

『自然』は「保護すべきもの」であるとともに、「観光資源」でもあると思います。飛来する場所は私有地かもしれませんが、そこにやってくる野鳥はその方々の所有物ではないはずです。

数日前の記事に書きましたが、私の写真撮影はエリア内「観光資源」の情報発信の側面もあります。私の写真を見て「西予にツルを見に行こう」と考えてくださる方もいるかもしれません。しかしながら、私はもうツルの写真を撮るつもりはありません。

つまり西予市は、「観光資源の情報発信者」を、少なくとも一人は失ったことになります。

あくまでも私の考えですが、過剰な「保護活動」は、こんなマイナスな側面を持つことを申し述べておきます。

 

◎この記事にご意見がございましたら、遠慮なくコメントをお願いいたします。


2016年7月29日、asoview! ページに西予市並びにSGSの紹介ページがリリースされました。

asoview! サイトは、日本最大のレジャー・体験の予約サイトで、約15,000件のレジャー・体験メニューの掲載を誇ります。

今回の取組みは、asoview! サイトの発信力を生かして、西予市並びに四国西予ジオパークの露出を増やし、観光客の増加とSGS発信の体験メニュー利用の動機づけを図るものです。

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http://www.asoview.com/brand/seiyo-geopark/

上のバナーおよびリンクよりご覧ください。


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一般社団法人SGS 専務理事(2016.4.1~) 株式会社プラットホーム 代表取締役(2016.9.1~) 長年のホテルマン経験と少しの公務員経験を生かして、地域に根差した旅行事業所 『地域限定旅行業』 の事業立ち上げを目指して奮闘中。 究極の目標は 『地域の観光プラットフォーム』。  まだまだ非力ですが、「感動」を皆さまに感じていただくべく精進します。 趣味は写真撮影。

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